問題への取り組み
深刻なヒートアイランド現象や地球温暖化を受け、全国で、世界で、様々な取り組みが行われています。
取り組み1 COOL BIZ
2005年からブーム化した感のある『COOL BIZ』も官民一体の協力体制で、一気に加速しました。そこには、ビジネスマン自身の快適さやファッション性も相まって、かなりの成果(*)が現れています。ネクタイを外し、上着を身に着けないことで、エアコンの設定温度を28℃に固定。
体感温度をコントロールし、室内温度を一定化し、外気の上昇やエネルギー消費が下降。よって、温室効果ガス削減へと繋がります。
(*)COOL BIZの成果
- 成田国際空港株式会社: CO2排出量約28tと、コスト570万円を削減
- 株式会社INAX: CO2排出量約88tと、電力経費約400万円を削減
- ライオン株式会社: CO2排出量約217tと、電力削減13.6%削減
- キリンビール株式会社: 電力6.2%、ガス19.6%、用水5.4%削減
- 王子製紙株式会社: CO2排出前年比97tと、経費節減約500万円を削減
取り組み2 打ち水
その他にも、近年、注目されている施策が古くから伝わる『江戸の知恵・打ち水』です。これは、水(環境に配慮し、二次利用水)をまくことによって奪われる気化熱が気温を下げるという原理です。例えば、東京都内で散水可能な場所に、1平米につき1リットルずつ水がまかれたならば、気温は全体で2℃下がる(独立法人土木研究所の試算)と言われています。この打ち水も市民運動として大きな広がりを見せ、遠くは、フランスのパリなどでも開催されるほどなり、世界的にも注目されはじめています。また、今春、メキシコで行なわれた「第4回世界水フォーラム」でもこの「打ち水大作戦」をアピール。大きな反響を受け、今や世界に広がろうとしています。
取り組み3 愛・地球博


2005年に開催された愛知博覧会は、121カ国4国際機関が参加し、185日間に2200万人が来場。「自然の叡智」をテーマに、人類が直面している地球的課題を克服し、持続的成長が可能な人類と自然が共生できる社会の道筋を考えさせられるものでした。そこには、環境問題と経済が融合できていないという現実問題から脱出すべく、循環型社会へ向けた、私たちの意識と行動への変革を促す世界的な啓蒙活動にもなりました。